« 8/14~19のベストテン | トップページ | 8/28~9/2のベストテン »

2006年8月28日 (月)

8/21~8/26のベストテン

  1. 風のない午後/織田裕二(5) 試聴
  2. 君という名の翼/コブクロ(5)
  3. 夏をあきらめて/サザンオールスターズ(2)
  4. 明日への扉/I WISH(2)
  5. 歌えなかったラヴ・ソング/織田裕二(2)
  6. KODO-鼓動-/織田裕二(2)
  7. 決心/織田裕二(2)
  8. 時をかける少女/松任谷由実(2)
  9. BLIZZARD/松任谷由実(2)
  10. ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ/松任谷由実(2)

突然ですが、僕のパソコンが緊急入院・手術することとなりました。無事戻ってきてくれることを祈ってます。

今週1位の『風のない午後』は織田裕二本人が作詞した作品です。当時の織田裕二は自分の将来について思い悩んでいたそうで、この曲はその当時の心境が書き綴られたものになっています。
歌詞中に「何に耐えればいいのか 何を捨ててはいけないのか かすかだけど今わかる気がするよ」という台詞が登場します。僕は、耐えなければいけないこととは、挫折・失敗など人生に度々起こる辛い出来事、捨ててはいけないこととは自分の夢・希望だと解釈しました。つまり、人生には辛い出来事が多々起こるけど、そんな状況に置かれても決して自分の夢を諦めず、目の前の困難を一つずつ乗り越えていく。そうすることで人は成長し大人になっていくんだ。自分の父親の背中が鋼のように強く、そして優しく感じられたのも父親が幾多の困難を乗り越えてきたからだ。自分もそんな父親をめざそう。この歌詞には、そういうメッセージが込められている気がします。

===『風のない午後』な世界===

俺が歌手をめざすために上京すると両親に告げた日、お袋は猛反対した。その気持ちは痛いほどよくわかる。大学まで行かせてもらい地元の企業への就職も決まっていた。なぜ今さら人生を棒に振る必要があるのか。しかし、俺にはすべてを捨ててでも叶えたい夢があった。親父はそんな俺の夢を黙って聞いていた。意外だった。仕事一筋で真面目に生きてきた人である。俺の無謀な夢を聞いたら頭ごなしに反対するものと思っていた。沈黙の時間が流れる中、親父がようやく重い口を開いた。「後悔はしないか」。「しない」。「なら、好きなようにすればいい、お前の人生だ」。
上京してすぐ街に出てギター片手に歌った。しかし立ち止まってくれる人はいない。こちらに顔を向けてくれる人さえいない。次の日も同じだった。そして今日、外に出ようという気は起こらなかった。引越しの荷物の整理もできていない部屋に寝転がって幼い頃のことを思い出す。
あの日も今日と同じ、風のない夏の日だった。休日もほとんど仕事で家にいない親父が珍しく休みをとって釣りに誘ってくれた。その帰り際、はしゃぎすぎて眠くなった俺を背負いながら、親父がまた一緒に来ようなと笑って言ってくれた。いつもは仕事ばかりで目にする機会も少なかった親父。その親父の背中がこんなに大きくて優しいということに初めて気がついた。この時間が長く続けばいいのにと思った。
目をつぶって床に押しつけている自分の背中の感触を確かめると、親父の偉大さが改めてよくわかる。ふと「後悔はしないか」という親父の言葉が脳裏をかすめる。「もう後悔なんてしない。自分で選んだ自分の人生、立ち向かっていくしかないんだ」。その瞬間、心の中にあった迷いが吹っ切れた。ギターを手に部屋を出ると、相変わらずの暑さが待っていたが、今はその暑さも心地よく感じられる。

|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/176487/11646946

この記事へのトラックバック一覧です: 8/21~8/26のベストテン:

コメント

コメントを書く